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インダストリオール・ウェブサイトニュース第15号(2013年9月28日~10月15日)

南アフリカでスト終結、別のストも回避

2013-10-10

 NUMSA組合員による自動車部門のストが終結し、NUMも石炭部門のストを回避した。両組合は組合員が納得するインフレ率以上の賃上げを取り決めた。

 自動車部品部門のNUMSA組合員は10%の賃上げを達成し、2年目は8%、3年目も同じく8%賃金が引き上げられる。この3年協約により、4週間に及んだストが106日に終了した。石炭部門でNUMが提示した要求は、未経験労働者60%、熟練労働者15%の賃上げである。鉱山会議所の使用者は未経験労働者7.5%、熟練労働者7%を提示したが、NUMはこれを拒否し、争議が宣言された。これを受けて石炭部門の使用者は、鉱山労働者と職人も含めて未経験労働者11%、熟練労働者8%の2年間の個別賃上げを提示した。この修正後の提示に労働側が同意していなければ、ストが実施されていただろう。NUM1週間かけて組合員と協議したのち、9月末に増額提示を受け入れ、ストは回避された。

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