欧州抗議行動でクラウン・ホールディングスに対抗するキャンペーンが拡大
2013-10-18
インダストリオール・グローバルユニオンとUSWはUNIAの支援を受けて、バールの欧州本社前で抗議行動を実施し、スイス・ベルンの小売業者協会ProMarkaの要職に就く同社役員に警告した。
UNIAツーク支部の活動家は2013年10月18日、USW代表のマイク・クラッテンデンおよびインダストリオール・グローバルユニオンとともに、バールのクラウン・ホールディングス欧州本社前で抗議行動を実施した。
抗議の際、ケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長はこう述べた。「私たちは今日、代表たちに対し、これ以上の削減はもう容認できない。昨年倍増した利益のしかるべき分配がほしい。少ない給料・年金で働きたくないと伝えた。そして、トルコで可能な限り早く組合を承認するよう同社に要求している」と。
ウズカン書記次長は、この2つの問題が公正に解決されるまで、インダストリオール・グローバルユニオンは世界中のクラウン事業で動員を続けると誓約した。
スト参加中のクラウン従業員でUSW現役組合員のマイク・クラッテンデンは言う。「私たちは公正かつ誠実な協約を求めた。クラウン・ホールディングスは私たちに助けを求め、労働者は9年前にそれに応じた。しかし、会社側は利益が倍増したにもかかわらず、まだ助けを求めている。増益だけを目的に、労働者にさらに多くのことを要求してくる。私たちが求めているのは公正な待遇、私たちが会社のために稼いだ金額の正当な分配にすぎない」
クラッテンデンは次のように付け加えた。「もうこれ以上は譲歩しない。二重構造賃金制度はよくない。職場が分断され、雰囲気が非常に悪くなっている」
「手当削減反対」キャンペーンが継続中で、クラッテンデンは10月21日(月)、インダストリオール加盟組織ビルレシク・メタル・イスがクラウン・ホールディングスに対する一連の抗議行動に備えているトルコの同僚に合流する。
トルコにおける同社の行動について、クラッテンデンは次のように述べた。「労働者は、自分たちが民主的な投票で加入を決定した組合への加入を求めているだけだ。しかし、会社側は政府と共謀して労働者の組合加入を阻止している。直ちに組合を承認し、充実した公正な初の協約を取り決めるよう求める」