インドの鉄鋼工場で労働者6人が死亡
2014-06-25
2014年6月12日、ビライ鉄鋼工場で送水管が破裂してガス漏れが発生、6人の労働者が死亡し、さらに何人かが負傷した。居合わせた36人の労働者が一酸化炭素を吸入し、病院に急送された。不幸にも6人が亡くなり、2人はまだ危篤状態にある。多くの人々が、事故の原因は安全対策不足だと非難している。INTUC傘下組合のサンジャイ・クマール・シン書記長は、工場経営陣は安全対策と定期補修を怠ってきたと主張する。
組合幹部は今回、ガス検定器、警告ブザー、安全補助具、休憩所などの設置を要求し、経営側に受け入れられた。
スドハシャン・ラオ・サルデ・インダストリオール地域事務所所長は、「インドでは労働災害が増えている。高まる必要性に見合った十分な安全検査官が不足している」「契約・下請労働者がますます増えている。多くの場合、彼らには安全性を理解するために必要な資格がなく、経営側は安全教育を実施しないという重過失を犯している」とコメントしている。