コロンビア人労働者の職場事故がついに認定
2014-12-16
ここ13年間、行き詰まったコロンビア人労働者ルーベン・モントヤは、職場事故で働けなくなったあと、年金その他の給付を獲得するために、スラ・インシュランス・カンパニーおよびテナリス・チュボ・カリベと闘ってきた。12月初め、ようやく和解に至った。
ルーベン・モントヤは、13年前にコロンビアのテナリス工場で職場事故に遭ってから、生き残りをかけて闘ってきた。この事故によって働けなくなったが、使用者はこれまで年金その他の給付の支払いを拒否してきた。絶望に駆られたモントヤはハンストを実施し、2回にわたって自殺を図った。
インダストリオール・グローバルユニオン加盟組織FETRAMECOLに所属するコロンビアの組合SINTRATUCARの動員と、テナリス労働者世界協議会およびレイバースタートによる大規模な支援のおかげで、ついに金銭的解決に達し、今モントヤは年金を受け取っている。
フェルナンド・ロペス・インダストリオール書記次長は、「和解に至り、モントヤがやっとしかるべき年金を受給していることをうれしく思う。しかし、それに要した時間は常軌を逸しており、モントヤは非常に高い代償を払わされた」とコメントした。