第38回労働リーダーシップ西日本コース開催

 

目   次
◎8年ぶりに比叡山登山を敢行(1月23日早朝)
◎多彩な講師陣
◎英会話最終(1月25日朝)
◎ゼミナールまとめ(1月26日)
◎打ち上げ(1月26日晩)
◎閉校式(1月27日午前)

8年振りに比叡山登山を敢行(1月23日早朝)
1月23日、早朝5時、外はまだ真っ暗な中、懐中電灯を片手に副校長の香川先生を先頭に、受講生27名と関西セミナーハウスのゼネラルマネージャー森口さん、JC事務局の上口を含め、総勢30名で比叡山山頂目指して出発。途中の紆余曲折はあったが、全員無事山頂に到着。参加者からは「やはり、山頂は寒い。でも、山頂から見える琵琶湖はとてもきれいでした。 ちょっと、曇っており、また霞がかかっていましたが、また、それも幻想的。 雲のすきまから漏れてくる太陽の光が、光のカーテンのように、琵琶湖の 向こう側に見える丘を照らしていました」。「今回のコースでは、比叡山登山は希望者のみのオプションでしたが、次回は是非最初からプログラムに組み込んだ方がいい」などの感想が寄せられた。ハイキングコースとは違い、多少しんどくも思い出に残る比叡山登山となった。受講生は、8時45分頃ハウスに戻り、風呂で汗を流し、用意されたぜんざいで身体を温めたあと、午前は郡嶌同志社大教授による講義「循環型社会と企業」、午後は「ゼミナール4」、そして晩は三輪講師による「男女共同参画の職場と社会づくり」をグループワークも交え、受講した。

比叡山登山〜暗く道はハイキングコースとは言えず厳しいがなんのその・・・・・・ 全員無事山頂に到着し、記念撮影
三輪講師による講義「男女共同参画の職場と社会づくり」 講義の後に茶室体験も(ハウス内茶室「清心庵」にて)

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多彩な講師陣
 最終週に入り、残すところ、講義は4講座。24日は、午前にウェザーズ大阪市立大教授による講義「日米の労働組合活動の比較と組織化」、午後は中西京大教授による「国際政治学」を受講した。25日は、午前は篠原同志社大教授による「国際経済論」、午後はシュペネマン教授による「哲学」の講義が行われた。
ウェザーズ大阪市立大教授 中西京大教授 篠原同志社大教授 シュペネマン同志社大教授
7回にわたる英会話、最後は習った英語の歌をみんなで
コースでは、国際化の中でユニオンリーダーも英会話くらい必要ということで、アメリカの大学からの5人の留学生の方を講師に、朝食前に45分間の英会話の講座を計7回受けた。挨拶、自己紹介をはじめ、英語の歌などを楽しく5班に分かれて習った。1月25日朝の最後の英会話の時間は、全員で一同に集まって、皆で勉強した英語の歌を披露し合った。最後に、各班の英語の先生に各班の代表から感謝の言葉とお花を贈った。
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ゼミナールまとめ
 1月26日は朝9時半から11時半までは、各ゼミに分かれて、個人レポートの発表を行った後、午前11時半から、全体総括としてゼミ別に成果を発表し、質疑応答、ゼミ担当講師のコメントを行った。最後に、金属労協を代表して若松事務局次長が総括を行い、「ゼミは結論を出すのではなく、話しあうことに意義がある。ここで学びあったこと、語り合ったことを職場に持って帰って、さらに考えて実行していってほしい」とコメントした。
「労働組合と社会」中田ゼミ発表 「労働組合と人間」平田ゼミ発表
「労働組合と職場」石田ゼミ発表 「労働組合と世界」香川ゼミ発表
打ち上げ交流会
 1月26日晩、ゼミまとめを終え、全ての講義カリキュラムを終了し、晩6時から京都三条の「がんこ寿司三条本店」で打ち上げ交流会を行った。平田校長の乾杯の音頭でスタート、お互いの17日間にわたる健闘をたたえあった。打ち上げには、途中から加藤議長をはじめ、英会話の講師の先生方も駆けつけた。

閉校式(1月27日)
 1月27日午前9時半から全員で感想発表した後、10時15分から閉校式を行った。最初に平田校長から式辞を受けた後、平田校長から受講生32人全員に修了証が授与された。金属労協を代表して加藤議長が餞の言葉を贈った。この後、中條運営委員長、香川副校長、石田運営委員からそれぞれ餞の言葉が贈られれた。最後に、コース全体の級長を務めた本田技研労組本社全国支部の上田晃久さんが、コースの思い出とこのコースで培った友情を大切にこれからの運動に活かしていく決意を内容とする答辞を思いを込めて行った。最後に全員で「卒業の歌」を合唱し閉校式を終えた。
 終了後、記念撮影を行うと共に、打ち上げ昼食会では、平田校長から級長、副級長計4名の労を称えサイン入りの本を贈呈した。受講生からは各ゼミ担当講師に、感謝の思いを綴った色紙をゼミ担当講師に贈った。最後に、神鋼労組の山口さんの音頭で、屋外で、ラグビーのノーサイドの時の別れの円陣を組んで、全員が一人ひとりと握手して別れを惜しんだ。受講生32名は、このコースで培った友情を大切にして、また再会できる日を楽しみに関西セミナーハウスを旅立っていった。

閉校式で式辞を述べる平田校長 修了証の授与
受講生を代表して上田級長が答辞 お互いの健闘を称え合い再会を約して円陣

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