トルコで組合結成の試みを理由に解雇
2016-11-16
シュナイダーエレクトリックがトルコに所有するGunsan Elektrikで、組合結成を試みたために7人の労働者が11月13日に解雇された。
インダストリオール・グローバルユニオン加盟組織ビルレシク・メタル・イスは、トルコのいくつかのシュナイダー工場に組合員がいる。
同労組はGunsan Elektrik工場で組合員を組織化したのち、職場組合を結成するために、トルコ労働省に過半数証明書と呼ばれる文書を申請した。
経営側はそのことを知ると、組織化活動を主導した7人の労働者を出し抜けに解雇するという挙に出た。反組合的慣行は続いており、経営側は労働者を1人ずつ呼び出し、組合に加入しているかどうか確認している。
ヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長は、同社による組合問題への干渉、不当解雇、労働者に対する嫌がらせを直ちにやめなければならないと言う。
「シュナイダーエレクトリックに対し、介入してGunsan Elektrikに労働者7人の復職、組合を選ぶ労働者の権利の尊重、ビルレシク・メタル・イスとの誠実かつ建設的な対話の実施を求めるよう促す」