16日間の行動
2021-11-25
【JCM記事要約】
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2021年11月25日:関連産業と傘下組合の女性にはジェンダーに基づく暴力のない環境で生活する権利があり、そのために必要な行動を起こすことは労働組合指導者一人一人の責任である。本日11月25日は女性に対する暴力撤廃の国際デーであり、暴力に対する16日間の活動が始まる。ジェンダーに基づく暴力とハラスメントに終止符を打つために、今だけでなく一年中毎日結集しよう。
組合指導者は、仕事の世界における暴力とハラスメント(ジェンダーに基づく暴力を含む)の撤廃に関するILO第190号条約と第206号勧告の実施に取り組まなければならない。
ジェンダーに基づく暴力の撤廃には、教育と意識向上が必要である。意識を高めて労働者と組合員を教育しようと傘下組合が努力を強化しているにもかかわらず、関連産業と組織機構の多くの関係者は、ジェンダーに基づく暴力が本当は何なのか、女性の権利とは何か、どのようにこれらの問題に対処すべきかをまだ知らない。したがって労働組合と労働者代表は、仕事の世界におけるジェンダーに基づく暴力との闘いの最前線に立っている。ILO第190号条約に関する教育を続け、女性に対する暴力をよりよく理解・防止して対応するために必要な手段を提供することが重要である。
インダストリオールは一連のツールを開発し、加盟組織がジェンダーに基づく暴力への取り組みとILO第190号条約/第206号勧告の実施に向けて態勢を強化できるようにしている。
- 共同ツールキット(2021年6月発表)
- 家庭内暴力は職場の問題――職場における家庭内暴力の影響を緩和する方法に関するよくある質問
この資料を使おう!
現在までに、9カ国がILO第190号条約を批准した――批准を求めて運動を続けよう!
ソーシャルメディアで私たちに合流し、ジェンダーに基づく暴力(性差別やセクシャル・ハラスメントを含む)とは何かに関する認識を高めるために証言や優良事例、あらゆる種類の情報・資料を共有し、ジェンダーに基づく暴力を助長する誤った社会通念やジェンダー・ステレオタイプを解体し、傘下組合が起こせる行動を知らせてほしい。
インダストリオールのキャンペーン資料を是非利用・共有してください!
16日間の活動期間中に結集を続け、私たちのキャンペーンを365日間の活動にしてジェンダーに基づく暴力とハラスメントを根絶しよう。
#ItCanChangeLives