マルチ・スズキ労働者を支持して座り込み
2013-05-30
マルチ・スズキ労働者を支持して座り込み
2013年5月30日
インドの組合員は5月27日、マルチ・スズキ労働者を支援するために抗議行動を実施した。全インド労働組合会議、インド労働組合センターおよびインド労働者連盟の指導者は、マルチ・スズキ、ホンダ、スズキ・パワートレイン、RICCO、スズキ二輪、ヒーロー・モト、ソナ・コーヨー・ステアリング、サティヤム・オートの組合員とともに、5月19日にカイタール(インド・ハリヤナ州)で100人以上の労働者が警察に逮捕されたことに抗議してデモと1時間の座り込みを実施した。
この行動のきっかけは、これに先立ってマルチ・スズキ労組(MSWU)が、すべての労働者組織、労働組合、民主的権利・公民権団体、大衆組織ならびに民主派系の個人に対し、国家当局によるマルチ・スズキ労働者に対する残虐な弾圧への抗議を訴えたことである。
MSWUは3月24日から抗議集会やハンストなどの行動を組織し、同社に解雇された常用労働者546人と契約労働者1,800人の復職を要求してきた。MSWUによると、警察はこれまでにデモ参加者147人を逮捕し、その他66人に保釈の認められない令状を発行した。政府は解雇された労働者に十分に対応しておらず、常に経営側を支持していた、と労働者は考えている。