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第24号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2014年4月~5月)

ノキア・インド労働者が分断工作に抗議

2014-05-02

 ノキア・インドの労働組合Thozhilalar Sangamは、国際労働者の日に『労働者の分断』という映画を公開した。この映画は、国家と同社との紛争でかき消された労働者の声を記録している。

 フィンランド企業ノキアは2005年、タミールナドゥ州スリパーアンバッドア徴税地区に同社最大の携帯電話組立工場を設立。2005年経済特区法に基づく税制優遇措置、資源補助金、低賃金労働者のおかげで、インドで携帯電話を組み立てて全世界で販売することによって利益を上げた。この工場は、わずか5年間で5億台の携帯電話を生産し、12,000人以上の労働者を雇用、その大部分が若い女性だった。

 8年連続で黒字を達成した同社は、現在、インド政府から脱税で告発されている。差し迫った工場閉鎖と失業の脅威が、数千人の労働者に大きくのしかかっている。

 この映画は、会社と国家との税金紛争でほとんど声にならないままだった労働者の主張を記録している。労働者たちは、ノキアでの就労経験、仲間と「結びついて」中産階級になる夢を持つことができた幸福な日々、自分たちが懸命に働いて利益確保に貢献した会社によって突然「分断」されるという恐怖や不安、怒り、そして雇用のために闘う決意を共有している。

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