テクシッドでロス・ミネロスが勝利
2014-04-24
2014年4月22日午後6時30分、メキシコのコアウイラ州モンクローバのテクシッド・アイアン社で労使が妥結してストが終結、それまでのCTMに代わって、インダストリオール加盟組合であるロス・ミネロスが正式な交渉パートナーとなった。
この妥結によって4月18日(金)に始まったストが終結し、2週間前にドゥランゴ州「ラ・シエリッタ」のエクセロン鉱山で組合承認を求める法廷闘争に勝利したのに続いて、ロス・ミネロスにとって過去1カ月間で2回目の重要な勝利となった。
テクシッド労働者の集会では、スポークスウーマンのイメルダ・ヒメネスとロス・ミネロス全国執行委員会顧問のオスカル・アルサガ・サンチェスが、テクシッド使用者と締結され法的に承認された協約を読み上げ、喝采を浴びた。
1996年にテクシッド・アイアン社が事業を開始して以来、イエロー組合CTMが団体交渉協約を締結していた。
この協約は会社側に、解雇された3人の労働者、マリソル・ルイス・モレノ、オルランド・モントヤ、オスカル・ロドリゲス・ポンセの復職を義務づけている。
また、利益分配制に対する労働者の要求も認めており、今週中に労働者に利益が分配される。
この協約は使用者に対し、自分で選んだ組合に加入する労働者の権利の尊重、ストに参加した労働者に対する報復の禁止、ストに対応して起こした訴訟の取り下げ、団体交渉の尊重・実施も義務づけている。
4月22日にインダストリオールが報告したとおり、ロス・ミネロスを支持する労働者11人が4月21日に経営陣および労働当局との会談を終えた際、80~100人の雇われた暴漢から激しい卑劣な攻撃を受けた。この勝利は激戦の末に獲得されたのである。
インダストリオール・グローバルユニオンは、メキシコの加盟組織ロス・ミネロスが組織化において、この2回の素晴らしい勝利を収めたことに敬意を表する。