英国、労働者が協約に同意してスト中止
2014-06-18
英国、リーズのバス・客車メーカー、オプターレの労働者は、長期にわたる交渉を経て、2014年夏季の強制閉鎖をめぐる争議に決着をつけた。
今年2014年の閉鎖期間は1週間にするという妥協案、追加の半休、金銭による和解を盛り込んだ協約を組合員が承認し、さらなる争議行為と今週末に予定されていた行進・集会は中止された。
英国のインダストリオール・グローバルユニオン加盟組織ユナイト・ザ・ユニオンの組合員は、8月に2週間エルメット・リーズのシェルバーン工場を閉鎖するという会社側の計画に対し、2日間のストを実施するとともに、時間外労働拒否を打ち出していた。この会社側の措置が実施されていれば、労働者は家族休暇の価格が最大92%高くなる真夏に年次休暇を取らざるを得なくなっていただろう。
トニー・マーフィー・ユナイト全国役員は次のように述べた。「組合員は受け入れ可能な協定を求めて闘うために十分な決意を示した。過去数週間にわたって毅然と構え、会社側に拒否されたいくつかの提案や妥協案を前面に押し出した。今後数日間に争議行為を強化する予定だったが、会社側は最終的に、労働者と合意に達するしかないことを悟った」「今後は、オプターレとよりよい関係を築いていく必要があり、もちろんユナイトはそのために必要に応じて支援・援助を提供する」