コロンビア労働者が職場事故の承認を求めて苦闘
2014-08-28
ここ13年間、困窮したコロンビアの労働者ルーベン・モントヤは、職場事故のあとに年金その他の給付を獲得するために、スラ・インシュランス・カンパニーおよびテナリス・チュボ・カリベと闘っている。8月23日、ルーベン・モントヤは再び自殺を試みた。
請負業者に雇われてテナリス・チュボ・カリベ工場で働いていた2002年7月、13インチの鋼管がルーベン・ダリオ・モントヤ・オバンドの体を貫いた。それ以来、ルーベンはこの重大な職場災害の補償を求めて闘っている。
裁判所はルーベンの復職、事故発生日以降の給料の支払い、部分年金の支給を命じた。だがテナリス・チュボス・カリベと保険会社は、過去の賃金支払いと年金支給を命じる判決を不服として上訴している。この措置によって、解決が数カ月遅れることになる。
チュボ・カリベの労働組合SINTRATUCARの支援を受けて、ルーベンは先週、保険会社と使用者に新たな書類を提出した。今回もまた、何の成果もなかった。そして8月23日、ルーベンは権利の承認を要求して再び自殺を試みたのである。
ユルキ・ライナ・インダストリオール・グローバルユニオン書記長は加盟組合と協力し、テナリスに障害年金の支給と健康保険の提供を要求している。「テナリス・チュボ・カリベが、障害年金と健康保険を含む補償の支給を明確に要求する判決にまだ従っていないのは、まったくひどいことだ。同社による労働者の基本的権利の甚だしい侵害が原因で、労働者が自暴自棄になって自殺するようなことがあってはならない」