金属労協第52回協議委員会ひらく
2010年闘争方針を決定
参加者
金属労協は、12月1日午後、東京・ホテルイースト21東京で、第52回協議委員会を開催し、2010年闘争方針「2010年闘争の推進について」を原案通り、機関決定した。

冒頭挨拶する西原議長 来賓の古賀連合会長 来賓のマレンタッキIMF前書記長
冒頭挨拶する西原議長 来賓の古賀連合会長 来賓のマレンタッキ
IMF前書記長
 闘争方針は、「賃金水準を維持し生活と内需の底支え」「生活を守る一時金の取り組み」「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組み」「JCミニマム運動の強化による底支え」「非正規労働者の労働条件改善への取り組み」「その他の労働諸条件の改善」「政策・制度課題への取り組み」を柱に、具体的な取り組み方針を打ち出している。金属労協の機関決定を受けて、加盟5産別は明年1月中旬から2月上旬にかけ、中央委員会を開き、産別の闘争方針を決定。加盟組合は集計登録組合を中心に2月25日までに要求提出を行い、3月中旬の集中回答日をめざして団体交渉を展開していく。2010年闘争がスタートした。
 冒頭、金属労協を代表して、西原議長が2010年闘争に臨む考え方を中心に決意をこめて挨拶した(挨拶要旨)。
来賓として連合古賀会長が出席し、連合の2010年春季改善闘争に臨む考え方と金属労協への期待の挨拶を述べた(挨拶要旨)。また、海外からIMF本部のマレンタッキ前書記長と、鎌田書記次長が出席、代表してマレンタッキ前書記長がこれまでの20年間の書記長時代の思いをこめて挨拶した(挨拶要旨)。このあと、西原議長からマレンタッキ氏に感謝状が贈呈された。
 一般経過報告に続いて、2010年闘争方針の提案を若松事務局長が行い、賛成の立場から5産別から意見・要望が出され、本部答弁の後、満場の拍手で、原案通り、2010年闘争方針「2010年闘争の推進」を決定した。
終了後、協議委員ならびにマレンタッキ書記長時代の顧問、三役経験者も招いて、マレンタッキIMF前書記長を囲む会を同ホテルで行い、マレンタッキ氏の20年間のIMF書記長の功績を謝した。