最初に、金属労協を代表して加藤議長が挨拶に立ち、「IMF−JCは、民間・ものづくり・金属労働者が結集した労働組合としての役割と共に、連合運動強化に向けた責任がある」と述べた後で、まず今大会の位置づけと総合プロジェクト会議答申を中心とする金属労働運動のあり方改革、グローバル社会の中における日本社会の変化の必要性、連合運動を支える立場としての金属労協の組織と運営のあり方、2007年春闘に向けての考え方、COCをはじめ金属産業の社会的責任と役割などに言及した。
つづいて、来賓挨拶では、最初に国内来賓として連合の高木会長から挨拶を受けた。高木連合会長は、(1)2007年春季生活改善闘争への取り組み、(2)組織拡大への取り組み、(3)選挙へのお願い、を中心に挨拶、連合運動を支える、IMF−JCグループの力強い牽引力に期待した。
午後からは、報告事項のつづきとして、特別報告として「総合プロジェクト会議答申」を團野事務局長が提案、意見要望を受けた上、全員の拍手でこれを確認した。(→自動車総連からの意見要望と本部答弁内容はこちら) 審議事項では、第1号議案「2007−08年度運動方針」を團野事務局長から提案し、方針賛成の立場から5産別(全電線、電機連合、JAM、基幹労連)から意見要望が出された。)これを受け、團野事務局長が一括して本部答弁を行った後、原案通り満場一致で新運動方針を決定した。(→産別要望意見と本部答弁はこちら)
第4号議案「役員改選の件」については、大福真由美役員選考委員長(電機連合)から、役員選考委員会の論議経過の報告がなされた後、役員選考委員会として推薦する2007−08年度役員氏名を提案、満場一致の拍手で、加藤議長・團野事務局長を中心とする2007―08年度新役員を決定した。新役員は壇上前に整列し、紹介を受けた。新役員を代表して、再任された加藤裕治議長(自動車総連会長)が挨拶し、決意を述べた。
ひきつづき、退任役員8名に対する感謝状の贈呈が行われた。今回退任された役員は、宮園哲郎副議長(基幹労連)、福田良雄副議長(全電線)、高比良芳紀事務局次長(基幹労連)、大福真由美常任幹事(電機連合)、近藤治郎常任幹事(自動車総連)、石塚拓郎常任幹事(基幹労連)、矢吹智将常任幹事(全電線)、吉田潤一会計監査(全電線)の8名の方である。退任役員を代表して、宮園前副議長と福田前副議長から退任挨拶を受けた。
続いて、第5号議案として、「顧問および政治顧問の委嘱」を團野事務局長から提案し、全会一致でこれを承認した。 |